新春恒例の行事、「どんと焼き」。


この週末、新春恒例の行事、「どんと焼き」がありました。

昨年災厄をはらってくれた縁起物や書初めの書き損じなどを持ち寄って焚き上げる、
昔ながらの行事です。多くの地域でどんどん焼き、どんど焼き、
左義長などといって行われています。

ネットショップ八ヶ岳村の役場がある八ヶ岳西麓の村、
諏訪郡原村のとある地区でもこの週末にその行事が行われたのです。

どんと焼きには二つ楽しみがあります。
まずひとつは柳の枝に米粉とお砂糖で作ったお餅(繭玉)をつけて、
火にかざして焼いてたべるというものです。
これを食べると一年間無病息災で無事に暮らせるといわれています。

みんなそれぞれに用意した柳の枝と繭玉を手に三々五々集まり、
にぎやかに行事が始まります。
寒さ厳しいこの時期、盛大に燃え上がるどんと焼きの火に繭玉をかざし、
ほんのり焦げ目がついたところで枝から抜き取って食べます。

大きなたき火で体も暖まり、繭玉でおなかも落ち着いたところで、
もうひとつのお楽しみがあります。
それが厄投げ(やくなげ)です。

これは、この年厄年を迎える地区内の男女や、
新しく子供が生まれた家庭などが、
災厄を小銭やお菓子、生活用品に託して投げ、
皆に持ち帰ってもらおうというもの。

実際に投げられるのは、
タオルやキッチンペーパー、スポンジといった生活用品から、
さまざまなお菓子やカップ麺、カップスープ、ミカン、
それからおひねり(ちり紙に包まれた小銭)などです。

それらのものは集まった人々に盛大に投げられ、
この時ばかりは老いも若きも入り乱れて恥ずかしさも忘れて、
われ先に拾います。ぼやぼやしてたら何にも拾えません。
とくに子供たちはここぞとばかりに張り切ります。
お菓子やカップ麺を拾うのはもちろん、
お金が入ったおひねりは見逃せません。
多くは1円玉5枚と5円玉の「10円おひねり」だったりしますが、
中には100円玉や500円玉なども交じっていて、
全部で1500円分くらい拾った、なんて子もいて、
子供たちにとっては思わぬ臨時収入になるからです。

こうして真冬の農村の静かな夜に、
時ならぬ歓声がにぎやかに響き渡り、
たき火の火と厄投げの興奮でみんな頬を真っ赤にしながら、
にこにこ笑顔で家に帰っていくのです。
本当にかわいらしい催しです。

こうして質素な冬の暮らしに彩りを与えつつ、
八ヶ岳のふもとの村は、春を待ちわびるのです。

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